飼い主さんがワンちゃんにしてあげられる予防は大きく分けて
以下の5つがあります
病気 | ワンちゃんどうしで感染する伝染病です。中には人に感染するものもあります |
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種類 | 予防できる病気の種類により2種から9種までの混合ワクチンがあります |
重要度 |
実際によくみられる病気で、予防していないと命を落とすことも珍しくありません。 直接、他のワンちゃんと接触しなくても、排泄物、空気、飼い主さんなどを介して十分感染する可能性があります。ワンちゃんの健康と命を守るために非常に重要な注射です |
時期 | 生後2ヶ月頃から接種します |
回数 | 子犬のワクチンは「何回すれば良い」というものではなく、接種時期や注射の種類により異なるため、個々にワクチンプログラムを組む必要があります |
追加接種 | 伝染病を予防するためには生涯にわたって1~3年おきに追加接種をする必要があります。その時期や内容についても個々のケースで異なりますので、動物病院で説明を聞き、しっかり理解しましょう |
料金 | ワクチンの種類などにより異なります。動物病院へお問い合わせ下さい |
予防できる伝染病
種類 | 混合ワクチンとは別に、狂犬病だけを予防するワクチンを接種します |
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重要度 |
ワンちゃんを飼った方は、狂犬病予防注射を受けさせる事が法律で決められています |
回数 | 毎年1回接種する必要があります |
場所 | 毎年春に行われている地域の集団注射に行くか、最寄りの動物病院で接種します(集団注射の場所と日時は、市役所へお問い合わせ下さい) |
登録 |
狂犬病ワクチン接種後には、市への登録を行います *生後初めての接種:ご家庭の犬の特徴や生年月日などを登録し、予防注射を受けたことを申告します *2年目から:既に前年に市への登録が済んでいる場合は、予防接種済みの申告をします (手続きの方法などは、動物病院へお問い合わせ下さい) |
狂犬病の恐ろしさを知っていますか ?
病気 |
蚊が媒介して感染する病気で、フィラリアという寄生虫が肺の血管や心臓などに寄生することで咳や呼吸困難などの症状が現れます。 命に関わる恐ろしい病気です。 |
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種類 | 内服薬、滴下薬、注射薬があります。当院では内服薬を中心に、ケースによって滴下薬を使用しております。 |
重要度 |
九州地方は暖かく大都市に比べて自然が多いため、蚊に刺される機会も多く、非常に多くみられます。 生後2年間予防しないと90%が感染すると言われています。 |
時期 |
生まれた年の春から冬の始めまで継続して予防を行います。 (蚊が発生して1ヶ月後~蚊がいなくなって1ヶ月後まで) |
回数 | 地域やその年の気温により異なりますが、長崎では毎年4、5月~11、12月まで毎月1回予防薬をのませる必要があります。(←内服薬を使用する場合) |
処方 | 動物病院で体重を測って、血液で感染の有無を確認してから予防薬を処方します。それぞれのワンちゃんによってお出しする薬は異なり、もし感染している場合は使用できない薬もあります。必ず動物病院でご自分のワンちゃん用に処方された薬を使用して下さい。 |
料金 |
体重や使用する薬により異なります。動物病院へお問い合わせ下さい。 |
注意 |
ワクチンのように免疫をつくる予防ではなく、毎月の薬で体内に入ったフィラリアを、体に害を及ぼさないうちに駆虫することで予防します。 1ヶ月でも飲ませ忘れると、フィラリアが体内で成長して、薬での駆虫は難しくなります。動物病院で指示された期間を必ず守って下さい。 |
病気
ノミ・ダニの寄生は不快なだけではなく、深刻な病気を引き起こす原因になります。ノミアレルギーでは激しいかゆみにより、動物は毛が抜けて皮膚から出血するほど掻きむしります。また、ダニから「バベシア」という血液に寄生する虫に感染すると極度の貧血になり、治療には長期間を要します
種類
首輪・スプレー・飲み薬・塗布薬などがあります。現在、動物病院で処方する予防薬は、皮膚に少量滴下するだけで、約1ヶ月間、安全に高い予防効果が得られるものが主流です
処方
春から秋にかけて、継続して予防されることをお勧めします
時期
病院で処方する予防薬と市販のものは、形が似ていても成分が異なります。
確実に予防したい方や市販のもので効果が得られない場合は、動物病院で処方を受けることをお勧めします
料金
使用する薬や体重によって異なります
これも、大切な病気の予防の1つです。詳しくは、避妊手術のページをご覧下さい